「喇叭道」高く長く行く Trumpet High Long Go!!!  

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ウォーミングアップ

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今回はウォーミングアップについてです。

過去記事で書いたように真向法体操とブレストレーニングの後にバズィングをします。
そのあとに楽器でアップを行います。
まずやるのはデビッドソンの教本からです。

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譜面のA、B、Cを譜面どおりでなくミドルのFからやります。
椅子に座り上半身をリラックスさせつつも正しい姿勢で音量はmf以下くらい。

繰り返しは必ずすること、1度目はレガートで2度目はフラッターで行います。
次に譜面通りの音域をやります。
ここでのポイントはフラッターを使用するところですかね。
マティアス・ヘフスさんのアップ方法を参考にさせてもらっています。


ルイス・デビッドソンの教本は非常に有用な教本です。
(クリーブランド響の首席奏者でシェロスバーグの弟子)

普段、ルーティンで何気なく練習しているフレーズが、たくさん書かれています。
スラーやアタックなどオケ奏者を目指す上で重要なエクササイズが網羅されているので、
是非、音大生などはシェロスバーグとセットで活用してみると効果的です。



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デビッドソンのABCをやった後はクラークをやります。
これも順番どおりではなく72、73、71、74に吹きます。
クラークも繰り返すことが重要で音量はPPでブレスコントロールを念頭に。
時間がないときは、この4つだけでも、更に短縮ヴァージョンでは72と71だけでも有用です。
薬指のトレーニングを目的にしている部分もありますがw
その際はピンキーに小指をかける場合と、かけない場合の両方をやるのも良いと思います。
あと左手でやってみるのもフィンガリングのトレーニングになります。






クラークをやったあとはチコヴィッツのフロースタディーをやってアップ終了です。

クラークの教本もトランペット吹きには必携のものですから必ずやってみるように。

アーティキレーションを変えるだけでも、膨大な練習メニューになります。









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  1. 2016/10/17(月) 21:39:00|
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バズィング

私のルーティンの練習では、
まず真向法体操とブレストレーニング、
その次にバズィングをします。

(クリックすると過去記事に飛びます)

フリーバズをして振動のポイントを確認。
振動ポイントのセンターを意識しマウスピースのみでバズ。
マウスピースアダプターを用いてのバズ。


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アダプターに関しては亀山さんのところの旧型がイチオシです。

バズの有用性について、
私に最初に認識させてくれたのは、
日フィルTrp奏者の星野究氏でした。
そしてバズを用いたアップに関して、
革新的な教本であるトンプソンのバズブック。
この教本の効果的な練習方法を教授してくれたのが
著名なソリストであり東京音大の客員教授でもあるアンドレ・アンリです。

アマゾンで探してみましたが無いようです。
パイパースの通販で購入可能のようです。


とりあえず、ひととおりトンプソンはやってみると良いと思います。
この教本はレベル(初心者、ハイアマチュア、音大生、プロ)を問いません。
私はアップ目的を兼ねているので抜粋して使用しています。

抜粋内容としては、
No1、3、4、6、8です。
マウスピースでのバズのみやっています。

初心者の方にオススメなのはNo5、9ですかね。
この2つだけで追求できる部分がたくさんあります!

そして私が特にフォーカスしているのは「グリッサンドの円滑さ」です。

「グリッサンドの円滑さ」 = 無段階変速 連続可変トランスミッション CVTのAT車 みたいなイメージでしょうかw
上記を追求していくのに、私がとても参考になったのが、コチラです。



私の持っているのは旧版のようで新しいのものは加筆されているそうです。
アダムラッパに関してはブラストがブレイクした際に認識しておりましたが、
この教本を使うキッカケをくれたのは今は藝大で教えている栃本浩規先生でした。
尚美ディプロマ入学後、最初のレッスンでバズでのアップで何をやっているのか質問され、
トンプソンを中心にやっていることを返答したところアダムラッパを薦められたのです。
アダムラッパ実演によるサイレン練習はとても奥が深いです。
ミドルの音域から下へ上に下へ上にと、ビボットに頼らず均等に円滑にと意識する。


まとめ

フリーバズ
マウスピースのみでのバズ
アダプターを用いてのバズ
(トンプソンNo1,3,4,6,8とアダムラッパのサイレン)
時間にして15分くらい。

上記を10年近く続けています。
この後に楽器を使用してのアップもしますが、
これだけやって即仕事でもOKです。



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  1. 2016/08/30(火) 20:26:16|
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Rainer Auerbach & STAATSOPER

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2月5日はベルリンでレッスンを受けてきました。

ライナー先生(Rainer Auerbach)には2007年に、
芸大で1度レッスンを受けたことがあり、
その際はハイドンの協奏曲をみてもらったのですが、
曲の解釈以外に様々な奏法上の助言を得たのでした。
(これが当時の写真なのですが)

ライナー先生はベルリン国立歌劇場オケのトランペット奏者なので、
今回のベルリン滞在の際に是非レッスンを受けてみたいと思い、
友人のトランペット奏者である小泉さんに調整をお願いしたのでした!
ちなみに小泉さんとは2006年くらいからの付き合いで、
会う機会は少ないのですが本当にお世話になっている方です。

こちらが小泉さんことハロルドさんのブログになります。

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久しぶりに再会したライナー先生は私のこと覚えていなかったみたいです(汗
まあ、たくさんの人をレッスンしていますから。
でも少し話すと思い出したみたいで髪形が違うから
分からなかったと言っていましたw

今回のレッスンでは私が自身で改善方法を探っている
2つの問題に関して助言を得たいということで
レッスンをお願いしました。

横隔膜のリラックスした自然な上下運動
喉と胸の部位への意識
「Ha」という発声と奏法との関係
上唇と前歯の関係
楽器を演奏する際の息の流れを視覚化するイメージについて

アーバン、ティボー、スタンプの教本の中から
具体的練習方法を教えてもらいました。
時間にして2時間前後、集中してたくさんの指導を得ました。

これをカイロに戻って日々の練習で取り入れ、
オケ奏者としてのレベルをアップを目指します。


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Salome
Oper von Richard Strauss

Musikalische Leitung
Zubin Mehta
Inszenierung
Harry Kupfer
Bühnenbild und Kostüme
Wilfried Werz

Herodes
Gerhard Siegel
Herodias
Birgit Remmert
Salome
Camilla Nylund
Jochanaan
Albert Dohmen
Narraboth
Joel Prieto

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レッスン後はベルリン国立歌劇場の演奏会を聴いてきました。

シュトラウスの「サロメ」を初体験してきました。

指揮はメータで、しっかりオケ、歌手陣を統率した演奏で素晴らしく、
サロメ役のCamilla Nylundの歌、踊り、脱ぎっぷりお見事でした!
ライナー先生も4番ラッパで演奏していましたし、
先生の楽団員割引で破格の値段で且つ良い席で聴けて大満足でした。

写真は公式HPより拝借しました。

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  1. 2014/02/06(木) 19:33:35|
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真向法体操とブレストレーニング

私はラッパを吹くことを職業としていますので、
朝起きてから直ぐにラッパを吹くための準備をしていきます。

それは以前のブログ記事にも書きましたが1杯の水を飲むのと青竹を踏むことです。

朝食を摂取後に少し食休みをしてからするのが深呼吸です。
部屋の窓を開け窓辺に立ち鼻から、ゆっくり吸い、ゆっくり吐く、
新鮮な外気を体に取り入れながら深呼吸を繰り返します。

その後は膝を立てた状態で臥位になり、ブレストレーニングをします。

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内容はラッパを勉強するうえでの定番的な教本であるスタンプの付属している
日本語翻訳のリーフレットに書いてある基本的でシンプルなことをやっています。
60のテンポで、鼻から8拍ゆっくり吸い、同じく8拍ゆっくり吐く。(一定の息速)
この時には限界まで吸いません。最初は半分くらいから始め、徐々に負荷をかけますが、
最終的にでも8割くらいに抑えます。

次にやるのは臥位のまま、腰周りや股関節、下半身をストレッチします。
そして上半身のストレッチ、特に私は左の肩甲骨付近が疲れるので上腕を回す運動も取り入れています。
これらのストレッチの際も、リラックスした状態での一定の呼吸運動をします。

それからブログのタイトルにもある真向法体操をします。
真向法に関してはココをクリックしてみてください。
第1~4体操まであるのですが、私は第4体操は後ろに倒れることが出来ませんw
この真向法も一定の呼吸運動が大切です。
どんなスポーツや競技でも同様に腰や体幹の使い方次第で能力の成長は変わります。
ラッパに関しても同じだと考え股関節を中心としたストレッチ、真向法体操を取り入れています。

真向法を終えた後は椅子に座り臀部(大臀筋)のストレッチで最後です。
座位の姿勢で右脚を左腿の上に載せ息を吐きながら胸を腿に近づけます。(左右交互に30秒ほど)

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座位の姿勢で最後のブレストレーニングです。
板倉さんが書かれた「うまくなろうトランペット!」のステップ16に書いてあるのですが、

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前に屈み両手を足首に沿え腰の後ろに息を入れることを意識することです。
そして前述したようにスタンプが示している呼吸トレーニングのいくつかを行います。
この際にはストレッチや真向法で体が目覚めてきていますので負荷をかけて、
限界を徐々に広げていくようなエクササイズを行います。

ここまでのことを時間にして10~20分くらいかけます。
以前はブレストレーニングだけで1時間かけた時期などもあったのですが、
継続するには長すぎる時間だと日々の予定により出来なくなることもありますので、
いろいろ取捨選択をして、今のようなプログラムに落ち着いています。

ちなみに私のブレストレーニングに多大な影響を与えてくれて基礎となったのは、
元ロッテルダムフィル首席Trp奏者のアンドレ(Andre Heuvelman )と
元ベルリンフィルTrp奏者のトーマス(Thomas Clamor)です。

そして私も過去に陥ったのですがブレストレーニングのための
エクササイズになっては意味がありません。
あくまでラッパを吹くうえで直結していないとダメです。

例)
息を吸うときにはラッパを吹くときのブレスと同様の動作を意識すること、
そして息を吐くときのアパチュアの位置、また唇の形を意識するなど。

どんな偉大な先生に習ってもブレスに始まりブレスに終わると言っても、
過言でないくらいブレスに関しては奥が深いものです。

私が現段階で大切にしているのは体の機能に即した
正しいフォームで、不自然な動作の無い自然さ、
そして限りなくシンプルにという3点を重視しています。
また新たな気づきなどがあった際は、またブログに書いていきます。


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  1. 2013/09/30(月) 03:13:59|
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2013年 東京音大ラッパ科合宿

去年に引き続きラッパ科の合宿にOBとして顔を出してきました!


今年も発表会を聴き、花火、宴会と後輩たちと楽しい時間を過ごしました。

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4年生の後輩たちと記念撮影。
私と彼らとは同じ2010年に東京音大に入学した学年なんです。
私は大学院、後輩たちは学部生と違いはありましたし、
年齢も20歳も違いはあったのですがw
同じように希望に満ちて入学した部分は一緒でしたので、
個人的にも、とても親近感のある学年でした。
その可愛い後輩たちが、もう4年生とは!!!
時が過ぎるのは本当に早いですね♪

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そんな可愛い後輩たちの最後の学外演奏会です。
そして、この合宿の成果が披露されますので、
お時間ある方は是非聴きに行ってください!!



東京音楽大学トランペットアンサンブル演奏会
指揮 津堅直弘

2013年9月4日(水)
19時開演
川口リリア音楽ホール





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  1. 2013/08/09(金) 18:10:44|
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プロフィール

高 長行

Author:高 長行
1971年生まれ東京都国立市出身。1994年に道都大学社会福祉学部を卒業し朝日新聞東京本社のプレスライダーを経て札幌市の医療機関で主任MSW(社会福祉士・介護支援専門員)として13年間従事。

2001年より松田次史氏、星野究氏、ハンス・ペーター・シュー氏に手ほどきを受けトランペットの修行を開始し2007年に音楽家へ転身。2009年に尚美ミュージックカレッジ専門学校ディプロマ科管打楽器専攻、2012年に東京音楽大学大学院器楽専攻管打楽器研究領域修士過程をそれぞれ最高年齢で修了。両校でトランペットを栃本浩規氏、ティム・モリソン氏、津堅直弘氏、アンドレ・アンリ氏、高橋敦氏に、室内楽を稲川榮一氏、水野信行氏、山本孝氏に師事する。同年9月よりカイロ歌劇場管弦楽団のトランペット奏者に就任。


第28回草津国際音楽祭でハンス・ペーター・シュー氏のクラス、また派遣助成オーディションに合格し2009ライプチヒ国際音楽祭でペーター・ミヒャエル・クレーマー氏のクラス、第31回霧島国際音楽祭で高橋敦氏のクラス、第17回浜松国際管楽器アカデミーでエリック・オビエ氏のクラス、それぞれでディプロマを取得する。

第7回大阪国際音楽コンクール第2位、第19回日本クラシック音楽コンクール全国大会第3位(最高位)、第3回津堅トランペットコンクール第5位、第6回ブルクハルト国際音楽コンクール審査員特別賞、第20回レ・スプレンデル音楽コンクール奨励賞の受賞歴あり。

ソロ活動は第4回ドルチェ楽器デビューコンサートin東京、国際芸術連盟主催第40回新人演奏会、北広島市花ホール主催「第7回春の音楽会」で演奏歴あり。

オーケストラ活動ではボリショイ劇場管弦楽団、カイロ歌劇場管弦楽団、カイロ交響楽団、日本フィルハーモニー交響楽団、バッハアカデミー管弦楽団、東京国際芸術協会管弦楽団、日本クラシックオーケストラ、キリシマ祝祭管弦楽団、ケンツビッチ祝祭管弦楽団、ちちぶ国際音楽祭オーケストラなどにエキストラ出演している。

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