「喇叭道」高く長く行く Trumpet High Long Go!!!  

喇叭、写真、車、単車など   trptaka

Kenny Dorham Quiet Kenny

ビバップを代表するラッパ奏者であるKenny Dorham(ケニー・ドーハム)1924-1972
彼の代表作である「Quiet Kenny」の比類なき完成度は驚嘆に値します。
ハードバップの味わいが濃密に詰め込まれているにも関わらず、
良い意味で誰からも愛される普遍の音楽性がアルバムを通して貫かれています。



テキサス州で生を受けたケニー・ドーハムは姉がルイ・アームストロングのファンだったことが、
きっかけでJAZZに触れ、トランペットも姉の説得により高校生の際に買い与えられ、
その後、正式なレッスンを受けてラッパ奏者としての礎を築いたそうです。


陸軍に徴兵され第二次世界大戦を戦い戦後に除隊。
後に各地をJAZZ修行しディジー・ガレスピーの弟子としてガレスピー楽団に入団。
その後はチャーリー・パーカーのクインテットでも活躍。


JAZZでは食えないと1950年にNYから西海岸に移り、
工場や航空会社、音楽教師などで給料をもらいフリーランスとして活動。
そんな生活の中で1959年に作られた本アルバム。
それも、ぶっつけ本番に近いワンテイクの録音だったそうです。

彼の生きざま含め、このアルバム是非聴いてもらいたいものです。
何度聴いても、しみじみと味わえる名盤です。



テーマ:トランペット - ジャンル:音楽

  1. 2016/02/11(木) 11:31:41|
  2. 喇叭 JAZZ
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

Chet Baker My Funny Valentine

My Funny Valentine 名曲中の名曲ですよね。
数多のアーティストがカバーしております。
そんな中で私が1番好きな演奏をしているのがChet Bakerです。

Best of Chet BakerBest of Chet Baker
(2004/09/28)
Chet Baker

商品詳細を見る


チェット・ベーカーには数々のアルバムありますが、コレが本当に決定盤です。
このアルバムの冒頭に入っているマイ・ファニー・バレンタインは彼のヴォーカルではなく、
ラッパ演奏でのマイ・ファニー・バレンタインなのですが、その音色、フレーズの歌い回し、間と、
ちょっと言葉には表せないほど深い深い味わいを与えてくれます。そして他の収録曲も全て素晴らしい。

楽器は今でもJAZZ奏者に好まれているMartin Committeeが愛器。
70年以降はConnやBuescherなど、そして晩年はBachを使用していたらしい、
マウスピースはBachの6Bを愛用とのこと。


Chet Baker 1929年12月23日-1988年5月13日
米国オクラホマ州イェール生まれ。エル・カミノ・カレッジ音楽専攻。
トランペットの実力はチャーリー・パーカーにも認められ1952年から1953年にかけて彼のバンドでも活躍。
中性的なヴォーカルも人気で彼の歌い方にジョアン・ジルベルトが触発されボサノヴァ誕生の一因となったとか。
50年代半ばにおいてマイルス・デイヴィスをも凌ぐ人気を誇ってたがヘロインに耽溺しトラブルが頻繁に。
70年にはドラッグが原因の喧嘩で前歯を折られ演奏不能、生活保護を受けながらガソリンスタンドで就労。
73年にはディジー・ガレスピーの尽力により復活を果たし75年頃より活動拠点を主にヨーロッパに移す。
88年5月13日、アムステルダムのホテルの窓から転落して死亡した。転落の原因は定かではない。

87年から88年にかけてブルース・ウェーバーがチェットの自伝的映画「Let's Get Lost」を撮影、
チェットの死後に封切られ、アカデミー賞ドキュメンタリー部門にノミネートされた。

以上、ウィキ情報より引用

「Let's Get Lost」ですが是非、日本語字幕で国内販売して欲しいものです。







皆さん 素敵なバレンタインデーをお過ごし下さい。






テーマ:トランペット - ジャンル:音楽

  1. 2015/02/14(土) 07:14:03|
  2. 喇叭 JAZZ
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

トランペットとサックス

前回のJAZZ記事より、だいぶ時間が経過してしまいましたが、
今回は、その続きです。
1920年代後半より1940年くらいまではビックバンドの黄金時期でした。
スイングの次の時代はバップの時代へと移っていきます。
その発祥はビックバンドのプレーヤー達による
ダンス仕事が終わった後のジャムセッションが
始まりだとも言われています。



モダンジャズにおいて、
トランペットとサックスは、
その音楽的な芸術性を飛躍的に高めました。
じゃ、その中でも誰が凄いかと言えば、
それぞれ皆さん好きなプレーヤーや、
贔屓にしている方など居るでしょう。
私のブログでは、この人たちは絶対に外せません。


Diz N Bird at Carnegie HallDiz N Bird at Carnegie Hall
(1997/06/17)
Dizzy Gillespie

商品詳細を見る



油井正一氏の著書「ジャズの歴史物語」で中期の巨人として紹介されている


トランペットはディジー・ガレスピー(Dizzy Gillespie)

ガレスビーのアップベルのラッパはマニアなラッパ吹きであれば逸話含め当然ご存知だと思います。


サックスはチャーリー・パーカー(Charlie Parker)

パーカーは「ビ・バップの父」とも称され、
その破格な天才性は誰もが認めるところ。
そして生活の破天荒ぶりも有名ですよね。

このアルバムの1~5曲までの二人のプレイは必聴です。
ライブ音源ですが、音質も非常に良いんですよね。


そしてジャズの長い歴史の中で、
様々なスタイルや多数のアルバムなどを
超越して個人的に堂々のNo.1アルバムがコレです。

カインド・オブ・ブルーカインド・オブ・ブルー
(2007/10/24)
マイルス・デイビス

商品詳細を見る



トランペットは帝王マイルス・デイビィス(Miles Davis)


サックスはジョン・コルトレーン(John Coltrane)


このカインド・オブ・ブルーは是非ともSACDで聴いてみて下さい。
その比類なき完成度の高いアルバムを堪能出来ます。



ジャズ初心者の方にこそ、是非とも、この二枚聴いてもらいたいですね。









テーマ:トランペット - ジャンル:音楽

  1. 2012/05/09(水) 15:20:17|
  2. 喇叭 JAZZ
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2

Swing

前回書いたブログではDixieland Jazz(ディキシーランド・ジャズ)の時代に
触れましたが今回は次の時代であるSwingについて紹介します。




Jazzを聴かない人達でもスイング時代のヒット曲は耳にしています。
ジャズの黄金時代と言えば間違いなくスイング時代を指すいえるでしょう。


ディキシーランド・ジャズ

編成 小編成
トランペット又はコルネット、トロンボーン、クラリネットなどのソロ楽器群に加え
ピアノ、ギターまたはバンジョー、コントラバスまたはテューバ、ドラムスといった
リズム・セクションからなりソロ楽器3+3リズム楽器の6人編成などが主流。
演奏スタイル
個人演奏(ソロ)や集団即興演奏(アドリブ)



スイング・ジャズ

編成 大編成
サックス・セクション、トランペット・セクション、トロンボーン・セクション、リズム・セクション
(ピアノ又は他の鍵盤楽器、ギター・ベース・ドラムス・他のパーカッション)など総勢17人前後から
なるビックバンド
演奏スタイル
スウィングのリズムを含んだ軽快なダンスミュージックで
ソロやアドリブよりもアンサンブルに重点が置かれた。





スイングの王様と言えば、この人ですよね。
Benny Goodman(ベニー・グッドマン・白人・クラリネット奏者)

Let’s DanceやSing,Sing,Singなど数々の名曲

オススメ音源はコチラです。

シング・シング・シングシング・シング・シング
(2000/10/25)
ベニー・グッドマン

商品詳細を見る



1938年1月16日にカーネギーホールのライブも伝説ですよね。




そして同じく白人のトロンボーン奏者の
Glenn Miller(グレン・ミラー)も有名です。

Moonlight SerenadeやIn the Moodなど絶対に聴いています。

オススメ音源はコチラです。

ベスト・オブ・グレン・ミラーベスト・オブ・グレン・ミラー
(2002/10/23)
グレン・ミラー楽団

商品詳細を見る



第二次大戦中の1944年に慰問演奏途上のドーバー海峡上空で、
飛行機が墜落して戦死したのですが映画にもなっています。



上記二つのビックバンドは本当に素晴らしい音楽ばかりで大好きですが、
スイング・ジャズ、ビックバンドと言えば私は下記の二つのグループのほうを
好んでしまいますね。

まずはビックバンドのスタンダードといえる
Duke Ellington(デューク・エリントン・黒人・ピアニスト)

そしてブルースをベースにしたHotな音楽の
Count Basie(カウント・ベーシー・黒人・ピアニスト)



この二つのビックバンドが共演した、
このアルバムは絶対に絶対に超オススメです。





ファースト・タイム+7ファースト・タイム+7
(2000/12/06)
デューク・エリントン&ヒズ・オーケストラ

商品詳細を見る



正に夢の共演であり、演奏がとにかく非常に素晴らしいです!!!!
オープニングの曲であるバトル・ロイヤルのハンパでないテンションや
「A列車で行こう」のソニー・コーンとレイ・ナンスのラッパソロの掛け合いとか、
絶対に聴く価値ありまくりです。
そして非常に録音も良いアルバムなのでSACDをオススメします。

テーマ:トランペット - ジャンル:音楽

  1. 2011/08/15(月) 16:34:20|
  2. 喇叭 JAZZ
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

Jazz トランペッターの巨匠 その1

今年度より大学院で「ポピュラー音楽特講」という授業を履修しており、
まず最初にということで現在Jazzに関して研究しております。
講義ではJazzの誕生と発展を地政学的、歴史背景的なことを網羅し、
アカデミックに学べているので非常に興味深く勉強になっています。
このようなことに興味ある方には下記の参考文献をお薦めします。
私も購入して読んでおりますが、これは凄い。
分かりやすいですし、正確なリサーチのもと記述されており必読です。


ジャズの歴史物語 油井正一ジャズの歴史物語 油井正一
(2009/08/24)
油井 正一

商品詳細を見る



Jazzの語源なんか調べてみると面白いですよ。
もともとJass(卑猥なスラング)からきているとの話も、
ウイキペディアに載っている情報とは違い「ふーん、なるほど」と思います。
是非、実際に読んでみて雑学のひとつに追加してみて下さいw


そして、せっかく現在進行形で勉強していますので、
Jazzの歴史に残る偉大なトランペッターを
当ブログでも紹介していきたいと思います。


まず最初に紹介したいのは、

ジョー・“キング”・オリヴァー Joe "King" Oliver (1885年-1938年)です。
キング・オリヴァーはコルネット奏者、バンドリーダー、作曲家としても才能があり、
特にコルネットで初めてミュートを使用しての演奏スタイルを確立したことでも有名です。
また黒人Jazzバンドとして初めて1923年に録音された、このアルバムは必聴です。
それ以前は1917、1918年に白人バンドのOriginal Dixieland Jazz Bandが
録音したものがあるだけだったそうです。


img121_convert_20110613220725.jpg


録音に関しては当時の音源を基にしたリマスター盤ですので、
ダイナミクス感などに乏しいですが、十分に聴けますし、
正にディキシーランド・ジャズのルーツの息吹を感じることが出来ます。
そしてキング・オリヴァーの弟子であり、このアルバム録音にも参加しているのが、

ルイ・アームストロング Louis Armstrong (1901年 - 1971年) です。

Jazzトランペッターとして前期時代の偉大な巨匠として誰もが異存無い人でしょう。
サッチモ(Satchmo)という愛称でも知られトランペッターとしてだけでなく、
歌手としても独特の声やスキャットなどでも、とても有名ですよね。
また短命な天才プレーヤーが多い中、息の長い演奏活動からも、
正に20世紀を代表するジャズ・ミュージシャンです。
アームストロングはトランペットプレーヤーとして当時では、
別格的な能力があったと言われていますが、
私の印象では歌のお爺さんというイメージしかなかったのです。
本当にトランペッターとして天才的な力があったのかを聴いてみようとアルバムを購入しました。
ルイ・アームストロングの初期の黄金時代であるHot Five、Hot Seven時代の
コンプリートCDで四枚組なのですがトランペットのドライブ感がハンパじゃないです。
こんな凄い人だったんだと本当に脱帽です。


Complete Hot Five & Hot Seven Recordings (W/Book)Complete Hot Five & Hot Seven Recordings (W/Book)
(2006/09/12)
Louis Armstrong

商品詳細を見る


Heebie Jeebies
Potato Head Blues
West End Blues
Tight Like This

などの名曲が実際に当時の録音で聴けるなんて本当に素晴らしいですね。
とてもオススメな音源です。

img1223_convert_20110613223803.jpg

ラッパマニアだと、このジャケットで持っている楽器も気になりますw
1番管の抜き差しのところなんて個性的ですよね!!
この楽器のことを、ご存知の方がいらっしゃいましたら、
是非コメントなどで教えてください!!!

テーマ:トランペット - ジャンル:音楽

  1. 2011/06/13(月) 22:12:36|
  2. 喇叭 JAZZ
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:4

プロフィール

高 長行

Author:高 長行
1971年生まれ東京都国立市出身。1994年に道都大学社会福祉学部を卒業し朝日新聞東京本社のプレスライダーを経て札幌市の医療機関で主任MSW(社会福祉士・介護支援専門員)として13年間従事。

2001年より松田次史氏、星野究氏、ハンス・ペーター・シュー氏に手ほどきを受けトランペットの修行を開始し2007年に音楽家へ転身。2009年に尚美ミュージックカレッジ専門学校ディプロマ科管打楽器専攻、2012年に東京音楽大学大学院器楽専攻管打楽器研究領域修士過程をそれぞれ最高年齢で修了。両校でトランペットを栃本浩規氏、ティム・モリソン氏、津堅直弘氏、アンドレ・アンリ氏、高橋敦氏に、室内楽を稲川榮一氏、水野信行氏、山本孝氏に師事する。同年9月よりカイロ歌劇場管弦楽団のトランペット奏者に就任。


第28回草津国際音楽祭でハンス・ペーター・シュー氏のクラス、また派遣助成オーディションに合格し2009ライプチヒ国際音楽祭でペーター・ミヒャエル・クレーマー氏のクラス、第31回霧島国際音楽祭で高橋敦氏のクラス、第17回浜松国際管楽器アカデミーでエリック・オビエ氏のクラス、それぞれでディプロマを取得する。

第7回大阪国際音楽コンクール第2位、第19回日本クラシック音楽コンクール全国大会第3位(最高位)、第3回津堅トランペットコンクール第5位、第6回ブルクハルト国際音楽コンクール審査員特別賞、第20回レ・スプレンデル音楽コンクール奨励賞の受賞歴あり。

ソロ活動は第4回ドルチェ楽器デビューコンサートin東京、国際芸術連盟主催第40回新人演奏会、北広島市花ホール主催「第7回春の音楽会」で演奏歴あり。

オーケストラ活動ではボリショイ劇場管弦楽団、カイロ歌劇場管弦楽団、カイロ交響楽団、日本フィルハーモニー交響楽団、バッハアカデミー管弦楽団、東京国際芸術協会管弦楽団、日本クラシックオーケストラ、キリシマ祝祭管弦楽団、ケンツビッチ祝祭管弦楽団、ちちぶ国際音楽祭オーケストラなどにエキストラ出演している。

最新記事

カテゴリ

喇叭 Perfomance & Concert News (141)
喇叭 Mouthpiece,Instrument & Case (78)
喇叭 Diploma,Graduate school,Master class (40)
喇叭 Others (28)
喇叭 JAZZ (5)
写真 Photo (37)
国立市と高知県 Kunitachi & Kochi (15)
カメラ、機材 Camera,etc (14)
旅・休日 Trip & Holiday (75)
城・神社・仏閣 Castle Temple (43)
御用達 Gourmet (13)
男のこだわり Excellent piece (29)
靴 Shoes & Boots (15)
刀剣 Knife (12)
四輪 Car (32)
二輪 Bike (20)
家族 Family (22)
未分類 (20)

月別アーカイブ

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

検索フォーム

RSSリンクの表示